バイオメトリクス部会

部会活動目的

バイオメトリクス(生体認証)技術は自動認識(Auto-ID)の基本技術の一つ。“究極の本人認証技術”であり、パスポートや国民ID(免許証、マイナンバーカード等)で広く普及しています。入退室管理やインターネットでの非対面の本人確認手段で注目を集めている技術です。

本部会ではバイオメトリクス市場の更なる成長、バイオメトリクス技術の普及促進のために活動をしています。

活動方針

  1. 部会活動を会員への価値提供の源泉とらえ、会員の事業に役立つ価値の提供に取り組む。
  2. 国内外の関連組織と連携し、産業界に共通し、共同で解決すべき技術、社会制度、市場環境、サービス提供側あるいは活用する利用者側などに存在する課題解決に取り組む。
  3. 国内および海外の普及には国際標準は必須と捉え、国際標準化に取り組む。

部会役員

部会長杉澤 正俊 (日本電気株式会社)

連携組織

  • 電子情報通信学会バイオメトリクス研究会

マーケティンググループ

グループ活動目的

バイオメトリクスの普及促進に向け、参加する会員間の交流や、技術・市場動向等の情報共有する活動、また、産業界に共通し、共同で解決すべき技術課題の解決に向けた活動、ならびに、グローバルな普及にとって必要な国際標準化活動と各国のバイオメトリクス関連組織との連携活動を実施する。

そのため、次の2つの活動分野に分かれて活動を行う。

市場調査・普及啓発

バイオメトリクスの普及促進のため、バイオメトリクスについて市場調査と啓発活動を行う。

  • グローバルな普及に必要な国際標準化状況の調査活動を行い、市場に情報提供を行う。
  • バイオメトリックシステムを開発・運用する企業、団体に、製品や新技術、導入指標などを幅広く発信する。
意見交換・人材育成

意見交換を行い、会員交流や仲間作りの機会を提供すると共に、バイオメトリクスに関する知見を深め、業界全体のスキルアップに努める。

  • 産学連携を進め、新たな技術動向、応用システムや最新研究状況等を会員間で共有する。業界標準の人材育成プログラムを策定し、学びを支援する。
  • 産業界に共通し、共同で解決すべき課題とその解決策の検討を行い、産官学並びに標準化組織と連携して課題解決にあたる。

グループ役員

グループ長杉澤 正俊 (日本電気株式会社)
副グループ長安孫子 幸弘 (富士通株式会社) 市場調査・普及啓発担当
副グループ長金子 成徳 (株式会社日立製作所) 意見交換・人材育成担当

精度評価技術グループ

グループ活動目的

バイオメトリクス製品やシステムの精度評価に関連して業界に跨って存在する課題の解決のための活動を行う。

現在は、認証精度評価に関わる国際標準ISO/IEC 19795シリーズで推奨されている中で多くの精度評価実施者が採用している「The rule of three」を用いる方法の持つ「多くの評価サンプル数を必要とする」という実施・経費面での困難性を低減するための検討に取り組んでいる。

グループ役員

グループ長日間賀 充寿(株式会社日立製作所)